Restaurant

フレンチ・レストランPasjoliのサブスクサービス

ミシュラン一つ星やフォーブス・トラベルガイドで五つ星を獲得したことのあるデイブ・ベラン(Dave Beran)が経営するサンタモニカにあるフレンチ・レストランPasjoli(パジョリ)

コロナ禍でレストラン経営を存続するために始めたブレッドのサブスクサービスですが、これが最近私の楽しみになっています。デイブ・ベランとこのレストランが好きな友人からこのサービスをオススメされました。どこかで聞き覚えがあると思ったら同じ友人から昨年Pasjoliのバスク・チーズケーキをホールで頂いたことを思い出しました。シェフがサン・セバスティアンにあるラ・ビーニャ(La Viña)まで行って食べたチーズケーキを試行錯誤の末、再現したようです。

外側はちょっと焦げているぐらいに焼かれ、中はクリームチーズの滑らかさでうまく包丁でカットできないぐらいでした。味は超濃厚でありながら、クドくなくペロリと食べられてしまいます。あのバスク・チーズケーキを提供しているレストランのブレッドなら美味しいに違いないと考え昨年12月に登録、今年1月から毎月受け取りにPasjoliに行っています。ブレッドのセレクションは2種類で、セイボリー系とスイーツ系のブレッドが5種類ほど詰まった箱はそれぞれ35ドル。コンボにすると5ドル割引かれて60ドル。安くはないですが、ローカルのレストランを支援する意味も込めて継続しています。38ドルでフレンチ・スピリッツや65ドルでフレンチ・ワイン2本を追加することも可能です。

1月のスイート・ベーカリー・ボックスはクロワッサン、ガトー・オペラ、シュー・ア・ラ・クレーム、パン・シュクル、コーヒーケーキで、瓶詰めされたアップル・バターがセットになっていました。クロワッサンはもっとサクサク、バリバリした食感の方が好みですが、このアップルバターが最高に美味しかったです。ガトー・オペラの濃厚な味も良かったです。

セイボリー・ベーカリー・ボックスはオリーブオイル・ブリオッシュ、ピタブレッド、チェダー・チャイブ・ビスケット、プリッツェル・ロール、ホール・ウィート・ピーカン・バゲットでブラックペッパーの効いたハニーバターがセットになっていました。この甘しょっぱいバターが秀逸。ただし、ピタブレッドとチェダー・チャイブ・ビスケットはLAにある他のベーカリーの方が美味しかったので、少し残念です。

期待したいただけに100%満足ではありませんでしたが、翌月のスイート・ベーカリー・ボックスはダークチョコレート・ブラウニー、シトラス・タルト、パルミエ、バナナ・マフィン、シナモン・マーブル・ブレッド。ダークチョコレート・ブラウニーはしっとりしていて間違いない美味しさ。タルトは酸味のパンチがありながらも甘さと最後にはすっきりとした味わいでした。パイの実そっくりのパルミエですが、上品な味でした。マフィンとシナモン・マーブル・ブレッドは翌日の朝食に頂きましたが、甘すぎず、重すぎない味わいでした。珍しいブレッドが多かったセイボリー・ベーカリー・ボックスにはチーズ・ブレッド、ビール・ブレッド、マルチグレイン・プティ・ローフ、フレンチ・バゲット、ザアタル・クラッカーが入っていました。ザアタルはオレガノ、バジル、タイムなどが中東のハーブ品種の総称のようで、ハーブが入ったクラッカーでおやつ感覚で頂きました。写真中央にあるのがチーズ・ブレッドで、その後ろのビール・ブレッドは初めて食べましたがずっしりとした重さがありながらも、アルコール感は全くなく、美味しかったです。一番気に入ったのはフレンチ・バゲット。シンプルながらも外はパリッとしていて中はもっちりとしたもので、レストランで美味しいバゲットを提供しているのはポイントが高いです。レストランが再オープンした際には是非行きたいという気持ちになりました。

3月のスイーツ系はストロベリー・スポンジ・ケーキ、チョコレート・タルト、スニッカードゥードル、オレンジ・カルダモン・ケーキ、レモンカスタード&ホワイトチョコレート・クランブル。セイボリー系はスプリングオニオン・デニッシュ、レーズン・ピーカン・クラッカー、マッシュルーム・パン・エピ、シーディッド・フィセル、ホール・ウィート・チョコレート・ハッラーでした。スポンジケーキは少し甘かったですが、チョコレート・タルトは1月のガトー・オペラを彷彿させる濃厚さ。スニッカードゥードルもレストランが作れば、レベルが格段と上がった上品な味わい。オレンジ・カルダモン・ケーキも美味しく頂きましたが、特筆すべきはレモンカスタード&ホワイトチョコレート・クランブル。さっぱりとしたレモンカスタード自体非常に美味しいですが、私の苦手なホワイトチョコレートとの相性が抜群でした。サカナさんはレモンの味がするスイーツもホワイトチョコレートも避けていますが、これに至っては美味しく食べていました。セイボリー系ではスモーキーな味がしたスプリングオニオン・デニッシュとマッシュルーム・パン・エピが素晴らしく、この3か月で食べたセイボリー系でこの2つが一番美味しかったと思います。シナモン・バターが入っていたので、ホール・ウィート・チョコレート・ハッラーにベッタリ塗って食べました。

これまで全部食べきれない人が多く量を減らして欲しいという要望があったため、4月からはスイーツ系とセイボリー系がセットになった35ドルのボックスのみの提供になるようです。単純に計算して量が半減してしまうのは残念ですが、今後もこのサブスクは続けて今まで食べたことの種類のスイーツやセイボリーのブレッドを楽しみたいと思います。興味のある方はこちらのリンクから登録可能です。

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