デルタ航空 ビジネスクラス「デルタ・ワン」搭乗記 シアトル−パリ
2017年9月に行ったフランス・スペイン家族旅行の第3回目はシアトルからパリへの搭乗記になります。
シャルル・ド・ゴールまではこちらのエアバスA330で向かいます。
今回利用するビジネスクラス「デルタ・ワン」は逆ヘリンボーン・シート。
窓側の席は1人掛けで窓を向いています。
中央2席は斜めに向き合っているのでカップルや家族向けですが、他人同士だとちょっと気まずいですね。
サカナさんと私はこういった中央席に並んで座るよりも、前後の列で窓側に座ることを優先します。
デルタ航空ビジネスクラス「デルタ・ワン」の座席とその周辺をチェック。
読書灯は回転したかどうか失念してしまいました。ただ、回転できても照明の範囲が限られているように思います。
テレビ画面は日系のビジネスクラスと比較すると、かなり小さく画質も悪いです。日系のプレミアム・エコノミーのテレビ画面と大きさはほぼ変わらないと思います。足元の幅はあまり無いですが、足を伸ばしてもオットマンまでは届かず十分な長さがあります。
座席は革製ですが、相当年季が入っています。ウェスティンホテルと提携している「ウェスティンヘブンリーインフライト寝具」は肌触りが良く、しかも軽くて、快適でした。
アームレストはボタンを押して下げることが可能です。
アームレストの分の幅が広がるので、就寝時には便利な機能です。
座席をフルフラットにするとこんな感じ。幅は狭いですね。
フルフラットにした状態での足元です。奥になるほど狭くなっています。
リモコンと座席の操作パネル。
サイドテーブル、USB電源、そしてコンセント。
テーブルはプッシュ・ボタンで取り出し可能。
テーブルを出した状態。
搭乗した日の「Summer 2017」のメニュー。
ここ数年でデルタ航空は搭乗24時間前まで事前にオンラインでメイン料理を注文することが可能になりました。搭乗したこの日は搭乗客の先着順でオーダーを取り、注文が集中し個数が足りない場合、残っているメインから選ぶ必要がありました。
では、シャルル・ド・ゴールに向けて、シアトルを出発します。
飛行機が安定するとサーブが開始されます。
シャンパンでスタート。温められたナッツと共に。
全員共通のスターター。色鮮やかで見た目は◎この時点でシャンパンは2杯目。
以前、デルタ航空の機内食で提供されたステーキが硬かった記憶があるため、今回メインはチキンにしました。
デザートとチーズのワゴンサービス。ワゴンサービスは実際に見ながら選べるので好きですが、一番下の段のアイスクリームの場所が低すぎて埃が被らないか心配になります。
シンプルなバニラアイスクリーム。スプーンがハート型でした。
シャルル・ド・ゴール到着後はぎっしり予定があるので、機内食を食べ終わった後は就寝。数時間は寝られたと思います。ヨーロッパ大陸に近くなった頃に2回目の食事が提供されます。
フリッタータを選択しました。
窓の外を見ると、夜明けです。
農業大国フランスを感じさせる景色が広がります。予定より少し早くシャルル・ド・ゴールに到着しました。
経年劣化が目立つ機材でしたが、座席がフルフラットになるのは時差ボケ調整と体力温存には助かります。基本的に寝て過ごすのであれば、十分快適な機材でした。