パーク ハイアット ビーバー クリーク リゾート アンド スパ 滞在記
先月ロサンゼルスから車でセントルイスまで移動した際、パーク ハイアット ビーバー クリーク リゾート アンド スパ(Park Hyatt Beaver Creek Recort and Spa)で気分転換に1日滞在しました。セントルイスまでの往路はカリフォルニア州→アリゾナ州→ニューメキシコ州→テキサス州→オクラホマ州→ミズーリ州でしたが、復路は別ルートでミズーリ州→カンザス州→コロラド州→ユタ州→アリゾナ州→ネバダ州→カリフォルニア州の順で帰宅しました。
今回のホテル滞在はサカナさんから、「帰りに1泊、PHビーバー クリークに泊まらないか?」という提案でした。今年は予定していた旅行がことごとくキャンセルになり今回のホテルでの滞在と、アメリカを車で大移動して疲れた体をリフレッシュできたのは良かったです。
ビーバー・クリークは冬のリゾート地ですが、訪れた9月下旬はまだ雪は降っておらずオフシーズン。今回は現金での宿泊でスタンダートな部屋を1泊、$376.76(税サ込)でした。ホテル宿泊の1週間前に空室を確認すると、$480.48(税サ込)+6,000ポイントでスイートルームに滞在可能の表示がありました。事前にホテルからメールで周辺レストランの案内があり、返信する際に今の予約レートに6,000ポイント追加でスイートルームにアップグレード可能か聞いたところ、ジュニアスイートに空きがあるので、このままチェックイン時まで空いていればアップグレードするという回答がありました。ということで、ひとまず予約はこのまま。
ホテルに到着当日もジュニアスイート(パーク・ファイアサイド・スイート)は空いており、チェックイン時問題なくアップグレードしていただきました。ありがとうごいます!
フロントから朝食とランチは8100 Mountainside Bar & Grill、そして24時間営業の売店のみのチョイス。夕食はホテル内のレストランは営業しておらずルームサービスも対応してないという説明がありました。夕食はルームサービスと考えていたのですが、徒歩でショップやレストランが並ぶビレッジがすぐ近くにあるので問題ありませんでした。スパは営業しており、屋外のプールとジャグジーもゲストの利用は可能でした。
2階~4階がホテルで、5階~6階はレジデンスになります。レジデンスの階へは専用のカードキーが必要でエレベーターも異なるようです。宿泊した部屋は3階で、部屋に入って左側がバスルーム、右側はクローゼット。部屋の中へ進むと右側にネスプレッソ、冷蔵庫、正面にシーティングエリア、左側にワークデスク、さらに奥にベッドというレイアウトです。また、窓からバルコニーに出ると、手前にプール、その奥にゲレンデが望めます。この階の部屋のレイアウトを見ると、ほぼ三角形の部屋で外からの光があまりあたらず暗いかなと思いましたが、バルコニーがあるのはポイントが高いです。55㎡ですが、1泊のみであれば十分な広さです。シーティングエリアの広いテーブルは部屋で食事をする時に便利でした。
クローゼットの中を見ると、加湿器が準備されていてこれは高得点。冬はそれだけ乾燥するのかもしれないですね。バスルームはダブルシンクで、バスアメニティーはLe Labo(香りはベルガモット)。冷蔵庫は空で、両脇の棚はドレッサー。ベッド両側もドレッサーになっており、ウィンタースポーツで1週間ほど滞在しても収納は問題なさそうです。
お昼がまだでしたので、事前に調べていたビレッジにある「ブルー・ムース・ピザ」に行きました。レストランの屋外スペースで食べるか、ホテルの部屋に持ち帰るか悩みましたが、遅めのランチでそれほど人もいないようだったので、レストランのテラス席で頂きました。周囲の人たちはマスクをしていますが、皆さん食事中はマスクをはずすのでビクビクしてしまいます。ここ数か月、外食は避けているため過剰に反応してしまい、パパッと食べて退散しました。
昼食後、サカナさんは事前に予約していたスパへ行き、私はハイキング開始です。標高2,500メートルの中マスクを着用してのハイキングは酸欠になりそうなため、マスクははずして、人とすれ違う時のみ着用しました。標高が高いと言えど、晴れた日中は気温も高く軽く汗をかきました。青い空と緑、リゾートならではの開放感に1時間のハイキングでリフレッシュできました。道の途中に見つけたベンチに座ってPHビーバー クリークの建物をしばし観察。外から見る限りでは、最上階のレジデンス部分にはロフトがありそうな作りです。2階部分に巨大なテラスエリアがある部屋を発見!これは相当な広さであることがわかります。トップスイートのリアル・オックスフォード・スイートと思われ、部屋が160㎡、テラスのみで46㎡あるようです。
一旦部屋に戻ってサカナさんと合流し、あまり暗くなる前にビレッジで夕飯の買い出しをします。この時期はセプテンバーフェストが開催されており、ビールがいつもより安い値段で提供されていました。ビレッジ内であれば、レストランで買ったビールを飲み歩きできるのでコロラド州ボルダー産ケルシュをいただきました。さっぱりとした飲み心地が爽快なビールです。
日没後ビールを飲みながらベンチで座っていると、さすがに寒く感じます。ユニクロのウルトラダウン着用で丁度良いぐらいでした。コーンホールを少しした後、夕飯を買いに目当てのレストランへ。私はフィッシュタコス、サカナさんはタイ風ピーナッツソースのヌードル。シェア用にトルティーヤスープとプリッツェルもオーダー。料理ができるまで、さらに一杯ここでもビール。料理が冷めないうちに部屋に戻り、早速夕飯です。フィッシュタコスは至って普通でしたが、何年ぶりかに食べるプリッツェルが外はパリッと香ばしく、中はモッチリしていて二人とも無言で一気に食べてしまいました。タイ風のヌードルは麺がほぼパスタのようでイマイチ。こういったところで、アジア系の食べ物は期待できないですね。
朝食は午前7:30~11:00に提供なので、8時ぐらいに行けば人も少ない中でレストランで食事できるかもしれないと思いましたが、土曜日と言うこともありいくつかの家族連れがすでにいました。朝食はビュッフェ($24)でスタッフに希望のものを伝えてお皿に盛ってもらいます。ゲストが直接お皿に盛ることはできないようになっています。また、オムレツステーションもありました。アラカルトはなしで、コーヒー、紅茶以外のラテやジュースなどは別途料金がかかります。グローバリストの特典として1室あたり$65は無料のようです。食事を箱に入れてもらい部屋での食事も可能と説明されたので、箱詰めしてもらいました。ベーコン2枚、パンケーキ2枚と言ってもその倍の量を詰まられる豪快さ。
朝食後は名残惜しいですが、チェックアウトをして車で再度移動です。まずは荷物を車に詰め、その後カウンターに行くとすでにチェックアウトの対応済み。荷物を持って車に行く姿を見たホテルのスタッフがチェックアウトをしてくれたようです。スタッフがゲストの顔と名前を憶え、チェックアウトの対応の早さにこのホテルが一流であることがわかります。最後のこの好感を感じる対応に、また戻って来たいと感じさせられます。ウィンタースポーツは得意ではありませんが、雪のある時期に部屋の暖炉で温まりながらワインでも飲んでゆっくり過ごすのもいいなぁと思いました。