ビルバオ・グッゲンハイム美術館で近代アート鑑賞
2017年9月に行ったフランス・スペイン家族旅行。今日はビルバオからサン・セバスティアンに移動しますが、ビルバオ出発前にビルバオ・グッゲンハイム美術館に行きました。
1997年の開館を機に、それまで衰退していたビルバオの経済と街に活気をもたらすことになり、まさにビルバオの復興のシンボル。これまでは美術館の周囲やサルベ橋を渡ってネルビオン川の反対から美術館を眺めるぐらいでしたが、3度目の訪問にして、ようやく美術館に入場しました。生憎の雨だったので、以前訪れた際の写真も使用しています。
美術館の建築設計を担当したのはフランク・ゲーリー。この大胆な曲線と壊した後に生まれたような建築が本当に彼らしく、少し離れて見ると船を連想させられます。
ルイーズ・ブルジョワ『ママン』。東京の六本木ヒルズ森タワーにある蜘蛛もルイーズ・ブルジョワによる作品です。
ジェフ・クーンズ『チューリップ』。
美術館の中に入ると、外観のガラス部分がどうなっているのかわかります。
いかにも近代アートと言った前衛的作品。
アメリカ人彫刻家・映像作家のリチャード・セラの長さ102メートルにも及ぶ「Snake」が圧巻でしたが、全体が見える場所からの写真撮影は不可でした。
地元の人々に親しまれているジェフ・クーンズが作成した巨大な子犬の植え込み、『パピー』。パピーを通り過ぎると美術館入場口の階段へと続きます。
パピーは季節によって花の咲き具合や植え込まれている花の種類が違うので、それも訪れ都度どんな色合いなのか確認するのが楽しみです。
利用はしませんでしたが、美術館内のレストランも30ユーロ以下のコースメニューがあり、味も美術館とは思えない美味しさのようです。