サン・セバスティアンを一望できるミラドール・デ・ウリアでランチ
2017年9月に行ったフランス・スペイン家族旅行。ここからは旅行先として最近日本でも人気なサン・セバスティアンについて。ちなみにサン・セバスティアンでは5泊滞在しました。
ビルバオ在住の日本人の方から、景色が素晴らしいミラドール・デ・ウリア(Mirador de Ulia)を勧められました。その名の通り、ウリア山にあります。予約の際に窓側の座席をお願いしました。人気席なので、早めに予約をする方が良いです。車で丘を15分ほど登るとレストランのサインが見えました。
ミシュラン一つ星のレストランです。
入店すると手前にテーブル席がいくつかありましたが、ゲスト全員が窓際のテーブルを利用していました。
テーブルからはこの絶景が広がります。こちらからは3つのビーチを見渡すことができ、手前からスリオラ、奥にあるコンチャ湾の手前がラ・コンチャ、その奥がオンダレタです。
今回はテイスティング・メニューではなく、全てアラカルトでオーダー。4人でシェアしました。
ウェルカム・ドリンクとしてジンとレモンのカクテルを頂きました。さっぱりして飲みやすかったです。
そして立体的な青色のプレイト、様々な種類と色のまるで芸術作品のようなアミューズにこれから始まるランチへの期待が膨らみます。
アミューズ用のソースも頂きました。
アミューズと一緒に白ワインをお願いしました。
こちらはバルでよく見かけるヒルダ。唐辛子の中にはアンチョビが入っています。
こちらは中を割るとチーズがトロリ。
これはイカ墨だったような。
先ほど頂いたソースはこちらの小さいパンと一緒に頂くようです。
パンの中は確かドライトマトだったと思います。
パンは数種類ありました。
一番スタンダードなこちらパンを選択しました。
肩の肉のカルパッチョとイディアバザルというチーズのスープです。
スープは目の前で注いで頂きました。
ロブスターと野菜、そして上に乗ったオレンジ色はトマトのアイスでした。
ルッコラ、トマトのゼラチンが添えられてステーキのタルタル。印象的な一品でした。
メルルーサがすでに今日の分は売り切れたようなので、魚の一品目はシタビラメのムニエルにしました。
続いて、ダック。
ひょっとするとこちらはダックの前に提供されたかもしれませんが、魚料理のもう一品、ココチャです。メルルーサの顎の付け根の骨の周りに付いている身です。
イカスミのリゾット。
横から見ると、繊細で凝った料理ということがわかります。
デザートの前にシャーベットを頂きました。
デザートは小さなシュークリームにラズベリーとバニラアイスが添えられています。
全ての料理に共通して言えるのが、盛り付けが芸術的ということ。そして、味も繊細で美味しかったです。
最後にミニャルディーズ。試験管の中は冷たいアイスコーヒーでした。
素晴らしい景色を観ながらのランチ、最高でした。しかも、お値段4人で約230ユーロとコスパも非常に良く大変満足しました。ご馳走様でした。