ヴェンタナ ビッグ サー 滞在記 ホテル施設
2020年10月に2泊滞在したヴェンタナについて、長々と7回に渡って書いてきましたが、ホテル内の施設を紹介する今回で最終回にしたいと思います。大都会にあるモダンで洗練されたシティーホテルとは異なり、自然との融合により生まれる寛ぎの空間に存在する味わい深い建物は、どこを切り取っても絵になるフォトジェニックなホテルでした。
コロナ禍ということで複数の施設が利用できない状況だったのは残念。メインダイニングのザ サー ハウスのすぐ近くにあるグラス ハウス ギャラリー。2019年の夏にこのショップに立ち寄っていつかこのホテルに滞在したいと思ったきっかけの場所です。
前回は気付きませんでしたが、グラス ハウス ギャラリーは海上コンテナでできていたんですね。中には入れませんでしたが、入り口の扉から撮影しました。
次はマウンテン プール(小さい方)です。宿泊したザ コテージ ハウスから歩いて2分ぐらいでした。
マウンテン プールのすぐ横にフィットネス センターとジャパニーズ ホット バスがあるのですが、営業していませんでした。
ビバレッジ ソーシャル アワーとスモアの提供時に使われていたスペース。昼間、夕方、夜と雰囲気が全く異なります。ちなみに中央にある暖炉はガスのため、マシュマロを温めるのは禁止のようです。
すぐ横にあるこのスペースでスモアを作ることが可能でした。こちらは本物の火を使用しています。
営業していませんでしたが、スパ アリラの建物です。
スパ アリラから海の方角はフォトスポットのようです。
メインのプール(メドー プール)の反対側にはインフィニティ ホット タブもありましたが、使用禁止でした。
メドー プールのすぐ側にあるサン デック。
個人的に一番気に入っているのが、メドー プールとサン デックの目の前にあるオーシャン メドー。海を眺めながらボーッとするのが何とも贅沢な時間でした。
滞在2日目の夜にブルー ムーン ヨガが無料でオーシャン メドーで開催されたので、参加しました。月明かりの中のヨガ、興味深かったです。ヨガ中はサン デックとメドー プールの方向を向いて行いました。
オーシャン メドーを下るとオーガニック ガーデンがあります。野菜やハーブ、鶏もいました。
オーガニック ガーデンからさらに下るとホテル敷地をぐるりと囲むウォーキング トレイルがあります。ちょっとした運動に最適でした。
ジャパニーズ ホット バスからザ サー ハウスまでにあるレッドウッド カセドラル。
宿泊したザ コテージ ハウスの外観。独立している建物ですが、木で覆われて非常にプライバシーが保たれていました。
どこに行くにも何度も通る坂。左手はシカモア ハウスです。この建物には4部屋あります。
シカモア ハウスとザ コテージ ハウスの間にあるマドロン ハウスの夕暮れ時。左側は2部屋分で、この右の部屋は地図に部屋番号は明記されておらず謎でした。利用されているようなので特別なレジデンスとかでしょうか。
エコを意識した敷地内数箇所に設置されたウォーター ステーションズ。宿泊したホテルで見るのはグランド ハイアット カウアイ以来だと思います。
とても満足&満腹の滞在でしたが、サービスで少し気になる点もありました。
ルームサービスでランチをオーダーした際、スパークリング・ウォーターも頼んだにも関わらず、忘れられる。リマインドすると、スティール・ウォーターが届き、その後スパークリング・ウォーターが届きました。部屋にタッチパネルがありましたが、別のゲスト名で使用できず。スタッフが来て直すと言われましたが、結局誰も来ませんでした。ビバレッジ ソーシャル アワーで気に入ったグレープ・ジュースを購入できるか聞いたところ、ザ サー ハウスのバーで取り扱いがあるようで、夕食時に値段を聞いてみました。担当してくれたサーバーは値段が分からないが、調べて翌朝別のスタッフから朝食時に伝えるようにすると言われましたが、朝食時にどのスタッフからもそういった情報は得られませんでした。
個々のスタッフのサービス・スキルは高いと思いますが、スタッフ間の連携がイマイチのように思ってしまいました。とは言えど、コロナ禍で他のゲストやスタッフとソーシャル・ディスタンスを保ちながらもリフレッシュできたことは本当にありがたかったです。
ゲストルームは全部で59室あるようですが、滞在した2020年10月は約50室ぐらいを稼働していたようです。通常は世界中、全米各地からゲストが訪れるようです。多くのゲストは家族を持つ前の若いカップルか、子供がそこそこの年になった熟年カップルの両極に分かれるようです。そう言えば、犬を連れてきている若いカップルの数がかなり多かったです。また、ベイエリアが近いということもあり、ゲストの中にはヤング・エグゼクティブが多い印象を受けました。
滞在中、値段の表記、無表記のメニューがあり混乱する部分もありましたが、宿泊の予約内容によってオールインクルーシブかそうでないかのゲストが混在しているのが理由のようでした。実は25%ポイント返却キャンペーン中の滞在だったので、2泊で通常60,000ハイアット・ポイント必要なところを45,000ハイアット・ポイントだったのでさらにお得でした。夏時間以外ですとディナーが始まる午後5時半の時点で日没後になるので、再訪するなら夏時間に来てディナーを食べながらサンセットを眺めたいと思います。